髪質改善とカラーを長持ちさせる方法
髪質改善カラーの効果を持続させるには
①定期的な美容室でのメンテナンス
②さらに重要なホームケア
の2つです!
定期的な美容室でのメンテナンス
・水素系髪質改善の効果を実感できる期間は、3週間程です。維持していくためには1ヶ月に1度、ケアの為に美容室メンテナンスを行うことが良いでしょう。
・酸熱系トリートメントの効果はもう少し長く実感することが出来ます。
酸熱系の大きな特徴は、回を重ねると髪質が更に良くなっていくことです。1~2ヶ月に1回美容室でメンテナンスする事をおススメします。1回目より2回目、3回目と髪質が変わっていく事を実感するでしょう。
さらに重要なホームケア
ホームケアのポイントは3つです
・シャンプーとトリートメント
・洗い流さないトリートメント
・ドライヤーのかけ方
・シャンプーとトリートメント
シャンプーはアミノ酸系の髪と肌に優しいシャンプーを使う事が大切です。
シャンプーの種類は、アミノ酸系・石油系・石鹸系の3種類に分かれます。
- 石油系
洗浄力が強い、刺激が強い、安価
- 石鹸系
洗浄力が強い、低刺激、安価
- アミノ酸系
洗浄力は強いから弱いまで様々、成分によって異なる、低刺激、価格も様々
洗浄力が強いという事は、本来頭皮をバリアする油分も流してしまい、頭皮や髪を外的刺激(紫外線・摩擦)などから守れなくなります。髪のキューティクルも損傷しやすくなります。ですから髪と頭皮に優しいアミノ酸系を使う事で、カラーの色持ちを良くします。
加えて、髪や頭皮と同じタンパク質を構成するアミノ酸で出来ているので、うるおいを残しつつ、しっかり汚れだけを落としてくれます。
市販のシャンプーには、石油系・石鹸系に少しのアミノ酸を混ぜたシャンプーが多く販売されています。よく成分を見ることが大切です。
トリートメントはできればシャンプーとセットになっているモノを購入されることをおススメします。セットになっていると、その中にある成分の効果をお互いで高めてくれます。
シャンプーとトリートメントは種類がとっても豊富です。美容師さんに相談して、ご自身の髪質となりたいデザインに合わせて購入することが大切です!
・洗い流さないトリートメント
タオルドライしてドライヤーで乾かす前に、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使いましょう。
髪のダメージの原因はさまざまで、カラーやパーマによるダメージ以外にも、乾燥・摩擦(ブラッシング・シャンプー・タオル)・紫外線など日常的に外部からの刺激を受けています。特に紫外線はカラーの色持ちにも大きく影響します!ドライヤーの熱や乾燥から髪を保護しながら、髪質改善の効果を持続させるためにも、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)をおすすめします。
・ドライヤーのかけ方
ドライヤーをかける目的は、キューティクルをキレイに閉じることです。髪が濡れた状態はキューティクルが剥がれやすく、ダメージが起こりやすい状態です。
正しいかけ方を順番に解説していきます
・まず根元から風をあてます。髪は根元より毛先の方が軽く乾きやすいからです。髪の理想の水分量は12〜13%といわれ、乾かし過ぎはパサつきの原因になります。髪全体が一定の水分量になるよう、根元から毛先に向かって丁寧に乾かしていきましょう。
・風の当て方は手櫛を入れながら、上から下へ、左右に根元から当てていく事が大切です。こうすることで濡れて開いているキューティクルが、一定方向に閉じていきます。
・髪全体が8割程度乾いたら、風を弱くして少しずつボリュームを付けたり、毛流れを付けるなどスタイルに合わせてクセつけをしていきましょう。
・最後に冷風で仕上げます。冷風はクセを固定しスタイルをキープしやすくする効果があります。
以上が髪質改善カラーを長持ちさせる方法です。
髪質改善にかかわらず、髪をキレイに保つには正しいホームケアが欠かせません。
「正しい方法で続ける」ことが大切です。是非、美容師さんにアドバイスを受けながらご自身にあったケアを続けていきましょう。
まとめ
今回は、髪質改善カラーについてまとめてみました。ひとくちに髪質改善と言っても、明確な定義が定まっていない、というのが現状です。ご自身の髪のお悩みや、なりたいデザインに合わせて髪質改善をチョイスしていく事が重要になります。担当美容師さんに相談し、是非素敵なヘアデザインを手に入れてください!
そして…カラーをした際は必ず髪質改善トリートメントも一緒にして下さい。カラーの色持ちや髪のツヤが良くなること間違いなしです。
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